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「幼稚園レベルだ」「俺様は永遠」“イブラ像”破壊事件についてイブラが初めて語る

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FWズラタン・イブラヒモビッチとイブラ像(破壊前)

 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは24日、母国ハンマルビーIFの練習試合に参加。自身の銅像を古巣マルメサポーターに破壊された件について、初めて言及している。『スカイスポーツ』や『BBC』が伝えた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により欧州各国はロックダウン(都市封鎖)状態にあるが、スウェーデンは封鎖をしない独自の方針を進めている。現在、帰省中のイブラヒモビッチは自身が共同オーナーを務めるハンマルビーIFのトレーニングに参加し、24日の練習試合ではゴールを挙げるなど活躍した。

 取材に応じたイブラヒモビッチは、“イブラ像”破壊事件について「幼稚園レベルだ」などと胸中を語っている。

 昨年10月、キャリアをスタートさせたマルメの新旧スタジアムの間に、イブラヒモビッチの銅像が誕生した。23の主要タイトルを獲得し、スウェーデン代表としても歴代最多得点記録を有する英雄の功績を称えて建設されたものだった。

 しかし、その一ヶ月後にイブラヒモビッチがマルメのライバルクラブにあたるハンマルビーIFの共同オーナーに就任すると、マルメサポーターが激昂。怒りの矛先は“イブラ像”に向かい、銅像にはトイレの便座がかけられ、放火を受けるなど襲撃はエスカレート。さらに銅像の鼻が切り落とされると、今年1月には足が折られ、倒壊してしまった。

 イブラヒモビッチは「残念だ」と率直な本音を漏らすと、「奴ら(マルメサポーター)はアテンションが欲しくて、メディアに書いて欲しかったんだな。幼稚園レベルだ。俺らは奴らより大人だ」と言い放った。

「銅像は壊されてしまったが、だからといって、俺のストーリーが壊されたわけじゃない。俺様のストーリーは永遠に残るだろう」

「俺はマルメでプレーして、マルメのためにできることはした。歓迎されず、望まれていなかったとしてもね」

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