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ケイン、サンチョ獲得は実現せず…? マンU副社長「幻想を抱くべきではない」

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マンチェスター・ユナイテッドのエド・ウッドワード副会長

 マンチェスター・ユナイテッドのエド・ウッドワード副社長兼CEOは今月、クラブのファンフォーラムに対して口を開き、今夏の移籍マーケットについて厳しい見通しを語った。イギリス『BBC』が報じている。

 マンチェスター・Uはシーズン終了後の移籍ウインドーで、イングランド代表FWハリー・ケイン(トッテナム)、同代表FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)を獲得することが有力視されてきた。両者の移籍金合計額は日本円で約340億円に達する2億3000万ポンド。実現すれば空前の大型投資となる。

 もっとも、ウッドワード副会長はファンフォーラムに対して厳しい見通しを語った。「サッカー界のすべての人々が直面している困難の規模に関して、幻想を抱くべきではない。われわれも含めどのクラブも、この夏の移籍マーケットでは通常のビジネスに至らないかもしれない」。すでに放映権の減額や市場規模の縮小が懸念されており、財務リスクを避けたいようだ。

 また「われわれの最優先事項は常にチームが成功することにあるが、正常な状況に戻る前提の話をするよりも、シーズン延期による移籍ウインドーのタイミングや、より広範な財務状況など、業界全体の影響を可視化する必要がある」とも指摘。今夏のビッグディールの実現には慎重な姿勢を示している。

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