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カンプ・ノウの命名権に“大麻ビジネス”が挙手…実現なら売店で製品提供か

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バルセロナの本拠地カンプ・ノウ

 バルセロナは新型コロナウイルス関連のプロジェクトに役立てるため、本拠地カンプ・ノウのネーミングライツ(命名権)を売却する方針を示している。これに対し、購入に名乗りをあげたのはイギリス人資産家のアルカイ・デイビッド氏。大麻ビジネスも手がける同氏に対しては、国内外から批判的な視線も送られているようだ。

 カンプ・ノウは1957年のオープン以来、一度もネーミングライツの売却が行われたことはない。クラブは「近代史上かつてない、健康、経済、社会における最大の危機を迎えている中、例外的な決断を下した」としており、売却先に注目が集まっていた。

 そこで手をあげたのがアルカイ・デイビッド氏だ。同氏は元プロボクサーのマイク・タイソン氏をパートナーに医療製品会社『Swissx』を経営。そこでは大麻ビジネスも行っているが、イギリス『BBC』の取材に対して「売店で植物医療製品を提供する」ことを望んだという。また『デイリー・メール』では「Swissx Camp Nou」という名称案も伝えられている。

 また同氏は「私の会社は大麻の会社であるが、スペインは合法化に際してリベラルでありリーダー的な存在であるというヨーロッパでの長い伝統がある。なのでごく自然に進歩してきた」とも述べた様子。一方、大麻ビジネスがクラブの評判にリスクを与えるかどうかについては「見てみようじゃないか。世界はアイデアから生まれている」と答えたという。

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