beacon

イタリア人指揮官のカペッロ「パンデミックで破壊されないクラブは1つだけ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

過去にレアルを率いたファビオ・カペッロ

 ファビオ・カペッロ氏が新型コロナウイルスによるパンデミックで壊滅的な被害を受けないスペイン唯一のクラブとして、古巣のレアル・マドリーを挙げた。スペイン『アス』が伝えている。

 1996-97シーズンと2006-07シーズンにレアルを指揮し、いずれもリーガ・エスパニョーラ優勝に導いたカペッロ氏。27日にイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じたイタリア人指導者は、「(経済的に)このパンデミックによって破壊されないスペイン唯一のチームは、レアル・マドリーだと思われる。バルセロナアトレティコは大きな打撃を受けるだろう」と見解を述べた。

 カペッロ氏は新型コロナウイルスが今後の移籍市場に大きな影響を及ぼすと見ているようだ。「市場には革命が起きるだろう」と予測し、「これまで契約のために非常識な金額が飛び交っていた。より合理的なレベルに戻ることになる。このシステムを改善するには、聡明なクラブ幹部が必要だ。エゴイズムは命取りになることもある」と肥大化しすぎた市場を戒めた。

 また、1993-94シーズンにミランでセリエA優勝とUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を果たしたカペッロ氏は、バルセロナ移籍が噂されるインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの去就についても言及している。「私が彼の立場だったら、インテルに残るだろう。バルセロナでは控えになるからね」と、成長を続けるためにはまだアントニオ・コンテ監督の下でプレーするべきだとアドバイスした。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●セリエA2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

TOP