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ジダン・マドリーで“爪弾き者”にされたスターたち…不遇選手たちを西紙が特集

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FWアルバロ・モラタ、MFマテオ・コバチッチ、MFハメス・ロドリゲス、MFガレス・ベイル、MFダニ・セバジョス(写真左から)

 スペイン『マルカ』が、ジネディーヌ・ジダン監督下のレアル・マドリーで爪弾き者にされた選手たちを特集した。

 トップチームの指揮官デビューから約2年半で前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成するなど、すでにレアル・マドリーで偉業を成し遂げているジダン監督。2017-18シーズンを最後に一度は職を辞したが、2019年に帰還し、現在も白い巨人を率いている。

 一方で、幾人かの選手たちとの確執も報道。直近では、MFダニ・セバージョスがジダン監督が一度退任した2018年に不満を吐露し、再任してから約半年後の昨夏にアーセナルへの期限付き移籍を決心した。

 『マルカ』は、ジダン監督との関係に軋轢が生じたと思われる選手たちをリストアップ。すでに退団した選手を含めて、どのようにして関係性が冷え込んでいったかを紹介した。

FWアルバロ・モラタ
 ユベントスでキープレーヤーとして2年間で公式戦93試合27ゴールを記録し、スター選手としてレアル・マドリーに帰還。ジダン監督は当初、ストライカーをもう1人欲していたために歓迎したが、望まれたプレー時間を与えることはなかった。リーガ・エスパニョーラとCLの二冠を達成した2016-17シーズンには公式戦40試合20ゴールをマークしたが、ビッグマッチでは起用されず、チェルシー(現在はアトレティコ・マドリー)へ向かうこととなった。

MFマテオ・コバチッチ
 2016-17シーズンは「プランB」の選手の1人であったにもかかわらずも足らよりも1シーズン多くレアル・マドリーで生き残った。ジダン監督から重要な選手と見られていたコバチッチだったが、大きな試合ではカゼミーロやトニ・クロース、ルカ・モドリッチより優先されず。我慢の限界を迎えてチェルシーに移籍した。

MFハメス・ロドリゲス
 モラタ同様、2016-17シーズンの二冠後にベンチ要員の役割に満足していないとして期限付き移籍。バイエルン・ミュンヘンで2シーズンを過ごし、ジダン監督との関係は悪化することに。昨年夏にスペインに帰還したが、指揮官が望んでいなかったことは明らかであり、シーズン初めこそ出番を得られたもののすぐに再び支持を失うこととなっている。

MFガレス・ベイル
 指揮官と確執がありながらもレアル・マドリーを離れていない唯一の選手。クラブでは3年間にわたり出場機会や負傷について問題を抱えており、うち2年間はジダンの下で起きたことだ。ジダン監督は昨年の夏にベイルの退団を望んでいることを公言したが、移籍先は見つからず、両者は今もロッカールームをともにしている。二人の状態が完全に何もない状態となっていることは明白だ。

MFダニ・セバジョス
 セバジョスはジダン監督下で苦しんだ最新の選手だ。U-21ユーロでの活躍を受けて、クラブは同選手をあてにしようとしていたが、指揮官は退団のための扉を開いた。

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