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ジェラードの“スリップ”から得点したデンバ・バ「同情の気持ちはあるけど…」

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スティーブン・ジェラード

 元チェルシーのFWデンバ・バは、2014年のリバプール戦で起きたMFスティーブン・ジェラードの“スリップ”について語った。

 2013-14シーズン、ブレンダン・ロジャーズ監督の下、リバプールは1989-90シーズン以来となるイングランド1部優勝に大きく近づく。しかし、首位で迎えた第36節アンフィールドでのチェルシー戦、かの有名なジェラードの“スリップ”もあり、0-2で落とし、翌節のクリスタル・パレス戦でも3点のリードを追いつかれてドローで終えるなど勢いを失い、最終的にマンチェスター・シティに優勝を許した。

 この一戦の前半終了間際、ジェラードがスリップしてロストしたボールをかっさらい、冷静にGKとの1対1を制してチェルシーに貴重な先制点をもたらしたバは、イギリス『スカイスポーツ』で、優勝を逃した代名詞とされるリヴァプール主将のプレーについて語った。

「仮に彼の立場になった場合、この場面と一緒に生きていくことは決して簡単ではないと思う。1つのクラブであれだけ長く、偉大なプレーを続けた選手にとって、あれはとても不快な場面なはずだ。彼がやってしまったミスでタイトルを失ったんだ」

「もちろん、同情する気持ちはある。でも、そこまであのことについて考えたことはない」

 また、18カ月間を過ごした古巣チェルシーについても言及。元チームメイトのフランク・ランパード監督がジョン・テリー氏よりも先にスタンフォード・ブリッジに帰還したことに驚いたと話した。

「正直言って、当時はジョンがフランクよりも先にチェルシーを指揮すると思った。それでも、ダービーでの彼(ランパード)の働きを見て、“ワオ”って思ったね。フランクとシティで一緒にプレーしたガエル・クリシが言っていたけど、彼が加入してすぐに最高の監督になるとわかったみたいだ」

 リバプール戦でのゴールを最後にチェルシーを退団したバは、その後トルコや中国に渡り、2019年からイスタンブール・バシャクシェヒルでプレーする。
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