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長友佑都が選出、所属先でともにプレーした天才パサー3人…甲乙付けがたいという1位2位は?

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インテル時代のヴェスレイ・スナイデル長友佑都

 ガラタサライ日本代表DF長友佑都が、自らの『YouTube』チャンネルを通じて、ともにプレーした海外の天才パサーについて上位3傑を選んだ。

 16日に公式チャンネルを開設した長友は、先日「日本代表における最高のパサー」を5人までランキング形式で発表していた。続いて今回はチェゼーナ、インテル、ガラタサライと海外キャリアの中で同僚だった選手の中から、優れたパスを見せた同僚についてランキング形式で3人選んだ。

 3位にはインテル時代の同僚エベル・バネガ(現セビージャ/アルゼンチン代表)を選出し「ピッチの状態が良くなくてもボールにとらわれない。キープがヤバいんですが、パスもめちゃくちゃセンスがある。僕が受けやすいパスを足元なり裏なり出してくれるんです。トラップ能力もやわらかい。スパイクにスライムをくっつけているかのようなんです。吸い付くのよ、ボールが!」と話した。

 2位については「1位と2位は迷ったんです。同じくらいのレベルなんですけど…」と前置きしたうえでアントニオ・カッサーノ(引退/元イタリア代表)をチョイスした。「普通練習前はジムで準備をしたりするんですけど、彼がジムにいるところは見たことがない(笑)。めっちゃしゃべるので、練習場のどこに彼がいるのかすぐわかる」と語っている。

 奔ぽうな性格で知られる“悪童”カッサーノの素質については「サッカーについてはもう天才。インテル時代に彼は左サイドハーフやってたんで僕の前にいたんですけど、めちゃくちゃやりやすいんですよ。足元のキープ力がすごくて、ボールを持っているときの後ろの認識力が半端じゃない。時間は作ってくれるし“そこ見てたの?”ってところへパスを出してくる。だから僕がいいタイミングで裏を狙ったら、カッサーノが絶対出してくれるんです。めちゃくちゃ気持ちよかった」と手放しで称賛している。

 1位は2010年の南アフリカ・ワールドカップで敵として戦い、後にインテルで同僚となったヴェスレイ・スナイデル(引退/元オランダ代表)の名を挙げた。「認識おばけですね。良いプレーヤーほどボールに意識が向かない。ゴールに向かうためにはどういうパスを出せば良いのかということが感覚的にできているんだと思います」と口にした。

「パスだけじゃないんです。彼のビビるところはシュート力……バケモンです。バズーカのようなシュートを出すんです。右利きだけど、左足でも半端じゃないシュートを打つんですよ。右と左にバズーカ持ってますよ、みたいな。僕が今までプレーした中で最高のプレーヤーでした」

 10-11シーズンよりチェゼーナでプレーし、セリエA挑戦から半年後の2011年1月にインテルへ加入、17-18シーズン冬の移籍市場よりガラタサライに籍を置いている長友佑都。ヨーロッパでのキャリアは10年に及ぶが、セリエAの強豪インテルでともにプレーした名手は、図抜けた素質があったと間近に感じていたようだ。

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