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リバプール優勝を阻止するためのモウリーニョの“秘策”…元教え子が告白

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ジョゼ・モウリーニョ監督の“秘策”

 元オーストラリア代表GKのマーク・シュウォーツァー氏がチェルシー時代に臨んだリバプールとの大一番で、当時の指揮官だったジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)が用意した作戦を明かした。スペイン『アス』が伝えている。

 リバプールは6年前の2013-14シーズン、残り3試合で首位に立つ状況の中、本拠地アンフィールドにチェルシーを迎えた。しかし、守備を固める相手を崩せずにいると、前半アディショナルタイムに当時キャプテンだったスティーブン・ジェラード氏が最終ラインでボールを受けた際にコントロールが乱れて転倒し、その流れから先制ゴールを献上。後半アディショナルタイムには追加点を奪われ、0-2の敗戦を喫した。

 シュウォーツァー氏はイギリス『BBC』のインタビューに応じ、モウリーニョ監督の指示が試合の流れに大きく影響したと証言している。

「モウリーニョはリバプールに優勝させたくなかった」

「彼は『相手をイライラさせなければならない』と言い、この作戦は有効だと説いた。開始1分から、ボールが外に出たら時間を稼ぐように言われたんだ。走らずに歩けとね」

「相手の選手とファンは怒り狂っていた。あんなアンフィールドは見たことがなかったよ。我々は彼らのパーティーを台無しにしたんだ」

 当時ブレンダン・ロジャーズ監督(現レスター・シティ)が率いていたリバプールはチェルシー戦後も調子を取り戻せず、最終的にマンチェスター・シティに逆転優勝を許した。同紙は「ポルトガル人監督の計画は思い通りに進んだ」とレポートしている。

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