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本田が自社音声サービス提供開始で熱弁!「価値には対価」「音楽のように聴いてほしい」

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オンライン会見に応じた本田圭佑

 ボタフォゴに所属するMF本田圭佑が30日、自身が代表を務める会社で始めた音声サービス「NowVoice」についてのオンライン囲み取材に応じた。

「NowVoice」はアスリートをはじめとした各界のトップランナーの声を届ける聴き放題となる定額制(月額900円)のプレミアム音声サービスで、29日より提供を開始。第1弾として本田を含めたトップアスリート16名が参加し、「日本の子供たちへ」をテーマに自身の思いを伝えている。

 本来は6月1日の提供開始を予定していたが、新型コロナウイルス蔓延の影響もあり、サービスを前倒し、そして5月31日まではチャリティー期間として、無料で提供することになったという。今回の参加アスリートの半数に直接ビデオ電話で趣旨説明を行ったという本田も「前向きに参加してくれた」と感謝を語る。

「よりトピックが真剣だったのもあったが、深かった。声のトーンが多彩で、思っていたよりもいいサービスになるな、自分が欲しかったサービスになったと思います。自分で言いたいことをいうプラス、ファンが聞きたいことを言う。ツイッターと似ていて、その音声バージョンだと思っています」

 本田自身、“声の力”を信じている。子供のころは家族から影響を受けてきたという本田。特に父親の影響が大きく、『やるからには勝て』といった言葉が自らを奮い立たせたという。「一般的に言われる成功者には、そういう言葉をかけてくれる人が周りにいる。モチベーションを高めることをやっていきたい」と熱弁する。

 有料サービスにしたことについては、本田の信念がある。「既存のサービスと比べたときに、無料でやっているところもあるが、僕は無料でやることに否定的。価値を提供することが大事。それに対して価値を感じてもらって、そこに対価を払ってもらいたい」。NowVoiceが目指すのは人生をより楽しく、元気に、幸せにする“きっかけ”の創出。「情報が溢れているYou TUBEとは明らかな違いが出るのかなと思う」と自信を持って話す。

 第1弾は「日本の子供たちへ」がテーマだったが、ユーザー層にこだわりはないという。今回のコロナ禍ではむしろ子供より大人の方が不安を抱えていると力説した本田は、「伝えたい層は全部。音楽を聴くのと同じように聞いてほしい。NowVoiceを聞いたら元気になる、勇気が出るという風になれば」と想いを巡らせた。

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