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暫定から正式契約となった遅咲き55歳…バイエルン指揮官が契約延長にサイン

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ハンジ・フリック監督がバイエルンとの契約を延長

 バイエルンは4月30日、ハンジ・フリック監督(55)が契約延長にサインしたことを伝えた。同監督は4月3日、2023年6月30日までの契約延長に合意している。

 フリック氏は2019年夏にバイエルンのアシスタントコーチに就任。同秋にニコ・コバチ前監督が退任し、その後任としてフリック氏が暫定で指揮を執っていた。その後チームを立て直したフリック氏がそのまま正式な監督に就任。バイエルンはリーグ中断前の時点で2位ドルトムントに勝ち点4差をつけて首位に立ち、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ではベスト8、DFBポカール(国内杯)でもベスト4に勝ち残っている。

 クラブ公式サイトでは、4月29日にフリック監督のインタビューを掲載。55歳にしてトップチームの監督に就任したことに「おそらく私が歩んで来た過程は少し普通ではないかもね」と笑顔で答えており、「例えば私は20年間以上スポーツショップを経営していて、自身でもお店に立っていた」と過去を明かしている。

「当時は自分のために時間をとって、自分の存在を構築したかったんだ。それでも監督になりたいと思っていたのは分かっていたよ。過去のどの時期も欠きたくないし、至る所でとても多くを学んだ。それが今日の私の仕事を特徴付けている」

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