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ルーニー退場後のC・ロナウド“ウインク事件”…マンUで仲裁のため呼ばれた人物とは?

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ドイツW杯で退場したFWウェイン・ルーニー

 マンチェスター・ユナイテッドOBで元イングランド代表DFのガリー・ネビル氏が2006年ドイツW杯で起きた“ウインク事件”の後、FWウェイン・ルーニーとFWクリスティアーノ・ロナウドの仲裁役を果たすため、クラブのオフィスに呼び出されていたことを明かした。イギリス『ザ・サン』が伝えている。

 当時、物議を醸したのはイングランド代表とポルトガル代表が激突したドイツW杯準々決勝だった。後半16分、ルーニーがリカルド・カルバーリョ氏の股間付近を踏みつけたとして、主審はレッドカードを提示。問題はその後だった。ユナイテッドの同僚でもあるルーニーの退場を主審にアピールしていたC・ロナウドが、ベンチに向かってウインクをする姿がカメラにとらえられたのだ。

 若きエースを失ったイングランドは0-0で突入したPK戦の末、ベスト8で敗退。戦犯の1人となったルーニー、それを誘発したC・ロナウドはイングランドで大きなバッシングを受け、2人の不仲説も盛んに報じられた。

 G・ネビル氏は大会終了後、両選手の仲を取り持つためにクラブから呼び出しがあったことを告白している。

「2006年のワールドカップ後、プレシーズン初日にウェイン、クリスティアーノと一緒にオフィスに呼ばれ、問題がないかどうかを確認したんだ。彼らは実際には仲が良かったよ」

 また、ルーニーの立場が1998年フランスW杯のデイビッド・ベッカム氏と似ていたとも振り返っている。ベッカム氏は決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で退場処分を受け、チームは同じくPK戦の末に敗退となっていた。

「国内の誰もが彼を非難しているように思えたし、彼が1998年のワールドカップから戻ってきた時のベッカムのように感じたよ」

 G・ネビル氏は当時の状況について「(チームの)みんながルーニーの周りに集まったし、それはロナウドに対しても同じだった。彼らは握手をしていたし、何の問題もなかった」と説明し、「ルーニーはサッカーのピッチ上では、何があってもいいことを理解している」と付け加えた。

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