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カッサーノ、19歳の“ピルロの後継者”巡りトッティと意見対立?「夢中になれない」

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ブレシアMFサンドロ・トナーリ

 元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏が、イタリアのネットTV『Sdl TV』の番組内で元インテルDFのダニエレ・アダーニ氏らと対談した際に、19歳の逸材MFサンドロ・トナーリについて見解を示した。

 ブレシアが生んだスター、アンドレア・ピルロ氏を彷彿とさせる風貌やその才能で注目を集めるトナーリ。昨シーズンのチームのセリエB優勝に貢献し、今シーズンはセリエAを舞台にチームの主力として戦ってきた。そんなトナーリには、バルセロナやパリSG、ユベントス、インテルといったビッグクラブが関心を寄せているとされるが、昨年にスカウト業に転身したばかりのフランチェスコ・トッティ氏も熱視線を送っている。

 元ローマのレジェンドはインスタグラムのライブ配信においてブレシアの19歳MFを絶賛。「トナーリはあのポジションでは最強の選手。何とかして彼を引き抜きたい。起きていたら快諾して欲しい」などと語り、自身の配下に置くことを熱望していた。

 しかし、トッティ氏の元同僚であるカッサーノ氏は、イタリアのネット番組に出演するとその見立てに疑問を呈している。

「トナーリは良いクオリティを持った偉大な守備的MFで、今後、成長を遂げなければならない。しかし俺を夢中にさせるものがない。俺ならチアゴ・アルカンタラや(マイロン)ボアドゥ、(モハメッド・アミン)イハッタレン、(ジェイドン)サンチョ、(メイソン)マウントのような選手が好きだからだ」

 また、カッサーノ氏は古巣のインテルについても言及。「インテルは俺の心の中にあるチーム。子供の頃からずっと応援してきた。移籍のチャンスが1%でもあると知った時、ミランでひと騒動起こしたんだ」と述べ、2012年の移籍の舞台裏を明かした。

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