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“恐ろしい才能を発掘する”元JリーガーSD、今夏新戦力として久保建英にロックオンか

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マジョルカにレンタル中のMF久保建英

 マジョルカのMF久保建英に対し、パリSGのスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏が熱視線を送っているようだ。フランス『フット01』が報じている。

 久保をめぐっては今月1日、所属元であるレアル・マドリーの専門メディア『デフェンサ・セントラル』でパリSGが今夏の獲得に興味を示していることが伝えられていた。

 同メディアによると、パリSGが提示した移籍金は2000万~2500万ユーロ(約24億円~約30億円)。しかし、久保自身は以前からレアルでのプレーを希望しており、レアル側も他チームでプレーさせるならレンタル移籍のみと考えていることから、売却はないと見られている。

 そうした中、フランス『フット01』は4日に「レオナルドが久保の獲得に乗り出す」と報道。「レオナルドのようなスポーツディレクターが就任したことで、パリSGはもはや移籍市場でスター選手の獲得だけを目的としているわけではなくなった」とし、日本の有望株に注目していることを伝えている。

 レオナルド氏は元ブラジル代表のスター選手で、現役時代に母国クラブや鹿島、パリSG、ミランなどで活躍。昨年6月からパリSGのSDを再び務めている。

 ブラジルのレジェンドは若き才能を発掘することでも知られ、その最高の例は2012年夏にセリエBのペスカーラから獲得したイタリア代表MFマルコ・ベッラッティだ。セリエAでのプレー経験がない10代選手としてフランスに渡り、ヨーロッパで高く評価されるMFの1人となった。

 同メディアはベッラッティの例を挙げ、「恐ろしい才能を発見する」レオナルド氏が「10年後にもう一度同じことをやったとしたら?」と期待を込めている。

 久保は昨年夏にFC東京からレアルに移籍し、マジョルカに期限付き移籍した今季は公式戦25試合で3ゴール3アシストを記録。同メディアは久保の現状を「ゆっくりと、しかし着実にスペインリーグに適応している」と見ており、現在パリSGからのオファーに対してレアルからの返答はないとのこと。パリSGと契約した場合、年俸が2倍になる可能性があるとレポートしている。

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