beacon

ローマが関心抱くボローニャ冨安健洋、コラロフやイバニェスもトレード候補に?伊紙報道

このエントリーをはてなブックマークに追加

ローマ移籍が噂されるDF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋ローマ移籍の可能性について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が4日に見解を示した。

 冨安は昨夏、1年半所属したシントトロイデンからボローニャへとステップアップ。すぐさま右サイドバックでレギュラーの座を勝ち取ると、ここまでセリエAで20試合に出場し、印象的な活躍を示してきた。そんななか、今夏の移籍市場に向けてパウロ・フォンセカ率いる名門ローマが冨安の獲得に関心を示していると報道される。

 ローマは現在、所属選手の高額年俸など経費の削減に取り組んでおり、今季出場機会に恵まれていない28歳の元ブラジル代表DFフアン・ジェズスらの放出も併せて検討しているという。そのJ・ジェズスに関心を示しているとされるのがボローニャであり、イタリア紙は「彼に関心を寄せるボローニャでは、ローマが気に入っている日本人DF、トミヤスがプレーしている」と伝え、2人のトレードの可能性について見解を示した。

 問題点として評価額に開きがあることを指摘。「金銭的に同等のトレードは、(ボローニャのテクニカルディレクター、バルテル)サバティーニにとって提案できるものではない」との考えを示した。このためボローニャ幹部は、「将来が不透明な(アレクサンダル)コラロフや1月のメルカートで争奪戦に敗れて逃した若手(ロジェール)イバニェスも喜んで獲得を狙う」可能性があると分析。冨安とのトレード候補が複数いることを示唆した。

 1927年に創設され、元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏や元日本代表の中田英寿氏もかつて所属した名門ローマ。若き日本代表DFのさらなるステップアップは実現するのか、今後の動向が注目されるところだ。

●海外組ガイド
●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP