beacon

“軽率な行動”を非難されたカルーが釈明「自分のことしか考えない人間ではない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヘルタ・ベルリンFWサロモン・カルー

 新型コロナウイルスの感染対策を軽視したと判断されたヘルタFWサロモン・カルーが釈明した。『キッカー(日本語版)』が伝えている。

 カルーがSNSに投稿した動画には、同選手がドレッシングルームでチームメイトと談笑しながらハイタッチしたり、拳をぶつけ合う様子が映し出されていたという。また、同僚のDFジョーダン・トルナリガが新型コロナウイルスの検査を受ける姿を近くで撮影したものもあったようだ。

 ドイツサッカー連盟からは「サロモン・カルーの動画を絶対に容認することはできない」と非難され、ゼネラルマネージャーのミヒャエル・プレーツ氏からは「クラブの選手たちがコロナウイルスの問題を真剣に受け止めていないという印象を与えてしまった」と指摘を受けるなど、軽率な行動をとったカルーに対し、クラブは練習および試合への停止処分を発表した。

 カルー本人は「ビデオ配信したことについては、決してやってはいけないことだった。敬意を欠いていたし、このことについては謝罪したい。ただ、僕は(動画の)あの5分間で見せたよりも、もっとしっかりしてきたんだ」と語っている。

 そして、「人は人生の中で過ちを犯してしまうもの」と話すと、「模範的な行動をとれることを示していかないといけない。決して通りに走り出て、人に手を差し出すようなことはしないし、買い物に行くときはマスクもちゃんとするよ。僕は決して、自分のことしか考えないような人間ではないんだ」と続けている。

●ブンデスリーガ2019-20特集

TOP