ミドルズブラに所属する元U-21イングランド代表MFラベル・モリソンが、若手時代の自身への称賛について反応した。

　マンチェスター・ユナイテッドのユースで大器とされながらも、素行の悪さの問題によりトップチームで輝くことができなかった過去を持つモリソン。元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏によれば、当時のアレックス・ファーガソン監督はモリソンを「過去最高の若手」と評し、先日にはユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニーも、「モリソンはユース時代、ポグバよりも圧倒的に優れていた」と話していた。

　モリソンはユナイテッド退団後、ウエスト・ハムやラツィオでプレーするも継続的なハイパフォーマンスを披露できず。現在はシェフィールド・ユナイテッドからのレンタル移籍でミドルズブラに所属している。

　そのモリソンは、ルーニーらの称賛コメントに『talkSPORT』で反応。「(ルーニーみたいな)選手からのコメントは特に素晴らしいものだね。彼はイングランド史上最高の選手の一人だし」と感謝しつつ、今後に研鑽を積んで、より良い選手なるという目標を掲げた。

「嬉しいけど、同時に少し動揺しているよ。確かに僕はもっと高みにいけただろう。ただ、僕はこれからもっと良くなることができる。今からでも、もっとうまくならなければいけない」

「自分に能力があることはわかっていた。でも当時は、彼らが話しているようなことを理解できていなかった。落ち着いて、人生をやり直せるなら、僕は多くのことを変えているだろう」

「U-9時代からクラブに所属し、何回も練習をさぼった。ちゃんと起きるんだけど、なぜだかさぼった。なぜかはわからない」

　過去の自身の姿勢を見直し、今後の飛躍を見据えるモリソン。現在27歳とまだまだトップレベルでプレーできる年齢だけに、今後その才能を開花させてビッグクラブに返り咲くことができるか注目だ。

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