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麻也が説く異国で成功するための術「見て、聞いて、尋ねて、試して、ミスをする」

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 サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに答えている。

 吉田は2010年に名古屋からオランダのVVVに移籍。12年にイングランドに渡り、サウサンプトンに加入すると、今年1月にはサンプドリアに期限付き移籍。3月8日にはセリエA初出場を果たした。

 文化の異なる国での生活に順応する術を問われた吉田は、「成功するための最速の方法」として、「見て、聞いて、尋ねて、試す。そこではミスをしないといけないと思っている」と表現。「そして学習する。ミスをしても可能な限り努力することが大事」と説いた。

 言語についても「僕は新しい言葉を学ぶことが好き。7年間イングランドにいたので英語を話せますが、今はイタリア語を勉強しています」と貪欲な姿勢もみせる。

 かつて日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ氏に、「マヤはイタリアで成功できる」と言われたことがあったのだという。「その言葉はずっと記憶に残っていた」と明かした吉田は、「いずれはプレーしたかった。サンプドリアがそのチャンスをくれた」と感謝を語る。

 現在は新型コロナウイルス蔓延の影響で、リーグは中断中。イタリアとイギリス。吉田が関係する2国は欧州で1、2の死者数を集計している。「複雑」と心境を語った吉田。再開を画策しているリーグについても、「我々選手の安全が確保されたあとでないといけない」と念を押した。

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