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退団騒動の舞台裏…デ・ヘアと名将の“確執”が改めて明かされる

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マンチェスター・ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘア

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKダビド・デ・ヘアの過去の退団騒動は、当時監督だったルイス・ファン・ハールとの確執が原因だったと、GKコーチを務めていたエリック・スティール氏が明かした。英『ミラー』が伝えている。

 デ・ヘアは11年夏にアトレティコ・マドリーからユナイテッドに加入。正守護神として絶対的な地位を築いているが、レアル・マドリー移籍に迫った時期もあった。2015年夏に移籍話が浮上すると、GKケイラー・ナバスとのトレードで合意に至ったものの、書類提出が間に合わず破談となった。

 当時について、スティール氏は英『iNews』で次のように明かしている。

「ファン・ハールの下でプレーしていた時、デ・ヘアはユナイテッドを離れたいと思っていたし、私たちはその理由も知っていた。監督とはうまくいかなかったんだ」

「しかし、それは実現しなかった。もしマーケット最終日にしっかり書類が送られていれば、彼はレアル・マドリーに移籍していたね」

「デ・ヘアはファンにもクラブにも不満はなかったが、舞台裏では明らかに何かが起きていたんだ」

「今は状況が異なる。彼は笑顔でクラブを改善させているし、退団したがるような理由はないだろう」

 来季はシェフィールド・ユナイテッドから23歳のGKディーン・ヘンダーソンが復帰し、定位置を争うことになる。同氏は「私は14歳からディーンを知っているが、素晴らしい選手だ」としたうえで、「デ・ヘアを脅かすことはない。ディーンはデ・ヘアの位置にはまだ辿り着けないよ、課題を克服しなければね」と強調した。

 デ・ヘアは昨年9月、2023年までの長期契約を新たに締結している。

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