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ラグビー日本代表の“笑わない男”稲垣啓太が新潟選手に感銘

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ラグビー日本代表の稲垣啓太

 昨年のラグビーワールドカップで日本代表の史上初となるベスト8進出に貢献し、“笑わない男”としても話題を集めた稲垣啓太が7日、自身のツイッター(@Gaki_keita01)を更新し、アルビレックス新潟に所属するDF早川史哉のメッセージに反応した。

 新潟は同日、ガンバ大阪ジュニアユース所属の13歳GK多田吾郎が再生不良性貧血を発症したとガンバ大阪から発表されたことを受け、クラブ公式ツイッター(@albirex_pr)で早川のメッセージ動画を投稿。2016年の急性白血病の発症から昨年にカムバックを果たした早川は次のように語っていた。

「ガンバ大阪ジュニアユースの中学2年生、多田吾郎選手が今現在、国が定める指定難病の1つである再生不良性貧血と闘っています。また、骨髄移植を必要としていますが、今現在、ドナーが見つかっていない状況です。多田くんはドナーを探しながら、輸血をしながら命をつないでいると聞いています。多田くんをはじめとする骨髄移植を必要とする皆さんの明るい未来をつなげられるよう、皆さんの温かい優しさというのを分けていただけないでしょうか。骨髄バンクへの登録をよろしくお願いいたします」

「また、多田くんは輸血も必要としているため、献血へのご協力も併せてよろしくお願いいたします。僕自身、急性白血病となり、骨髄移植をしたため、骨髄のバンクの登録、また献血への協力というものはすることができませんが、だからこそ自分にできる呼びかけであったり啓発活動を通じて、少しでも力になれればいいかなと思っています。一人ひとり皆さんができることを考え、協力、またサポートのほどをよろしくお願いいたします。今闘っているサッカー仲間を、サッカーファミリーをはじめとする多くの皆さんで助けて、またサポートできるよう、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします」

 早川と同じ新潟県新潟市出身の稲垣は、このコメントに対して「急性白血病、骨髄移植を経験した同郷の早川選手からのメッセージだからこそ響くものがあった」と思いを受け取り、「コロナウィルスで大変な状況なのは重々承知ですが、現在骨髄移植を必要としているガンバ大阪、多田選手が頑張れるように、少しでもこのメッセージに耳を傾けて欲しい」と呼びかけた。

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