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イニエスタはそろそろ日本を離れる?「終焉を見据えている」と米紙が報道

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アンドレス・イニエスタ

 ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタバルセロナに復帰するため、日本でのキャリアの終焉を見据えていると米紙『ニューヨーク・タイムズ』が報じた。

 バルセロナの下部組織で育ったイニエスタは、2002年のトップデビューから同クラブ一筋でプレー。9度のリーガ・エスパニョーラ制覇、4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇など数々の偉業を成し遂げると、22年間過ごしたバルセロナを離れ、18年夏に神戸に電撃移籍。11日で36歳となる希代のファンタジスタは、衰え知らずのテクニックと経験値をもたらし、日本サッカー界を盛り上げている。

 日本での引退を公言してきたイニエスタはJリーグを去った後のキャリアについて、以前からバルサ復帰を切望してきた。その時期は「まだまだ先の話だ」と語っていたが、『ニューヨーク・タイムズ』は「6500マイル離れた日本で、内紛に悩まされているクラブに戻ることを望んでいる」と伝えている。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとエリック・アビダルSDが対立し、選手と経営陣の内紛が勃発。1か月前にはバルサ幹部6人が辞任し、エミリ・ルソー副会長選手がクラブ内部の横領を告発していた。クラブは汚職疑惑を否定している。

 記事によると、イニエスタは長期にわたる内紛がバルサの評判を低下させ、ピッチ上にも悪い影響が出ることを危惧。妻と4人の子供たちと暮らす日本の自宅でインタビューに応じ、「サッカー以外の問題が起きた場合、その状況はなかなか終わらない。ピッチ外の問題が害を及ぼす可能性もある」と語っている。

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