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18年ヘリ墜落事故で逝去したレスター元オーナー、銅像の具体案が発表される

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優勝時には満面の笑顔を見せたビチャイ氏

 レスター・シティの元オーナーで、2018年10月のヘリコプター墜落事故で逝去したビチャイ・スリバッダナプラバ氏の銅像が建てられることになった。10日、英『BBC』が伝えている。

 レスターのオーナーを務めたビチャイ氏は18年10月27日、レスターの本拠地であるキングパワー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第10節ウエスト・ハム戦後に、ヘリコプターでスタジアム内から離陸。しかしその数秒後に駐車場に墜落して炎上し、ビチャイ氏を含む搭乗者5名が死亡した。

 ビチャイ氏は10年に経営難に陥ったレスターの経営権を取得。自らが所有する免税店『キング・パワー』と同じ色をしていたという理由でレスターに関心を持ったオーナーは、その謙虚さや寛大さでサポーターや選手から大きな信頼を得ていた。レスターは15-16シーズンにプレミアリーグ“奇跡”の優勝を達成。快挙を成し遂げたFW岡崎慎司らにスポーツカーやリゾート旅行を全額負担でプレゼントを贈っていた。

 昨年11月、クラブはビチャイ氏の銅像をスタジアム外に設置することを発表。息子のアイヤワット氏も「彼は決して忘れられることはないだろう」と喜びを語っていた。今回、銅像の詳細が判明。銅像自体は2.7mの大きさで、台座も含めると5mに達する。台座にはビチャイ氏のイニシャルが飾られ、照明とアートワーク、LEDのタイルで囲まれるという。

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