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オーバメヤン、亡き祖父との「約束」を果たすか

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去就が注目されるFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンに再びレアル・マドリー移籍が浮上した。英『サン』が伝えている。

 去就が注目されるオーバメヤンには、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、インテル、アトレティコ・マドリーなど数々のビッグクラブからの関心が伝えられてきたが、再びレアル移籍が浮上している。報道によると、レアルは6月15日までに契約を締結したいようだ。

 もし今夏の移籍市場でレアル移籍が実現すれば、オーバメヤンは亡き祖父との約束を果たすことになる。現在30歳のガボン代表FWは過去に、「おじいちゃんが亡くなる直前に、レアル・マドリーでいつかプレーすることを約束したんだ」と語っていた。

「祖父はマドリーからさほど遠くないアビラ出身だと言っていた。レアルでプレーするなんて、簡単じゃないのは承知しているけど、ずっと心に引っかかっているんだよ。インターネットでウーゴ・サンチェス(元レアル)の動画をたくさん見てきたし、少年時代から彼に憧れてきたんだ」

 オーバメヤンの母であるマルガリータさんも、2016年に「息子は彼の祖父にレアル・マドリーでプレーすることを約束しました。バルセロナについて決して話さなかったの。私の家族はいつもレアル・マドリー派だったので、白いユニフォームでプレーする姿を見たいわ」と語っていた。

 2018年1月にドルトムントからアーセナルに加入したオーバメヤンは昨季、プレミアリーグの得点王を獲得し、今季途中から主将にも就任するなど、苦しむクラブをけん引している。現行契約は2021年夏までとなっており、契約延長交渉は停滞。オーバメヤン自身はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を望み、去就が注目されている。

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