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チェフ、最も警戒した“宿敵”との駆け引きは「楽しめたチャレンジ」

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ペトル・チェフ氏とウェイン・ルーニー

 チェルシーアーセナルでプレーした元チェコ代表GKペトル・チェフ氏が、現役時代に最も警戒していた対戦相手の名前を挙げている。チェルシーのクラブ公式ウェブサイトが伝えた。

 1982年5月20日生まれのチェフ氏は、02年に母国チェコを離れてレンヌに移籍すると、04年にチェルシーに加入。プレミアリーグ優勝を4度経験するだけでなく、11-12シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。15-16シーズンからアーセナルに移籍して、4シーズン在籍して昨季限りで現役を引退。チェコ代表でも長らく守護神を務め、06年ドイツ大会、14年ブラジル大会と2度のW杯に出場するなど、124試合に出場した。

 GKとして、長らく世界のトップに立っていたチェフ氏の頭を最も悩ませていたのは、マンチェスター・ユナイテッドのエースとして君臨していたFWウェイン・ルーニー(現ダービー・カウンティ)だったという。

「ウェイン・ルーニーだ。僕たちがユナイテッドと対戦するとき、彼がボールをもつたびに警戒しないといけなかった。彼の動きは予測不能だったし、とても賢かったんだ。ボールを追えるし、戦えるし、シュートもうまい。彼はハーフウェーラインから得点できるし、僕のポジションが高ければチップで狙ってくるんだ」

 マンチェスター・U在籍時に公式戦559試合253得点とクラブの最多得点記録を更新したルーニーに苦しめられたというチェフ氏だが、「でも、それは私が楽しめたチャレンジでもあったんだ」と“宿敵”との駆け引きを振り返っている。

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