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過去にパトやビツェルもプレー…天津天海が破産申請&中国スーパーリーグ退会へ

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過去に在籍したFWアレシャンドレ・パトとMFアクセル・ビツェル

 中国スーパーリーグの天津天海が深刻な財政問題によって破産を申請し、同リーグからの退会を要請したことが分かった。中国『シャイン』など複数メディアが報じている。

 天津天海は2006年に創設され、2015年から天津権健というクラブ名で活動。2017年に中国スーパーリーグに昇格し、2018年にはACLで準々決勝進出も果たした。過去に元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト、ベルギー代表MFアクセル・ビツェルがプレーしたほか、元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏が指揮を執ったチームとしても知られる。

 新興勢力として存在感を高めていたが、会長が違法なマーケティング活動をしたことで2019年1月に逮捕されると、多くの選手が退団。クラブ名を現在の天津天海に変えた同年は16チーム中14位で辛うじて残留を果たすも、経営上の問題を抱えたままだった。そこに新型コロナウイルスによる打撃も加わり、今回の破産申請に至ったようだ。

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