マンチェスター・ユナイテッドがリヨンのFWムサ・デンベレ獲得に近づいているようだ。イギリス『デイリー・スター』が伝えている。

　記事によると、オーレ・グンナー・スールシャール監督は直近6か月で3度もスカウトを派遣。FWロメル・ルカクの代役として考えており、リヨンが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を失ったことも追い風となっているという。

　またリヨンのジャン・ミッシェル・オーラス会長は新型コロナウイルスの世界的流行により、クラブを維持させるために選手の一部を売却しなければならないかもしれないと認めている。

「私は選手を維持するために何でもするつもりだが、ヨーロッパの舞台でプレーすることを予定していた選手については、他の場所に行きたいと思う可能性がある。というのも私たちにはヨーロッパでの舞台がないからだ」。

　一方、マンチェスター・Uのエド・ウッドワード副会長は、他クラブより前向きな財政状況にあることを認めた。「多くのクラブと比較して、私たちが財務的に恵まれているのは事実だ。だがこのウイルスがもたらす財務的な影響を免れないわけではない」。そう語った副会長は「危機を乗り越え、ある程度正常な状態に戻る道筋が見えてきたら、もちろんマーケットでの競争力を維持するのを目標にする」と前向きに述べている。

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