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「苦情が来るのは分かっていて言う」本田圭佑がプロ監督ライセンス不要論を熱弁

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 ボタフォゴに所属するMF本田圭佑が、コーチングライセンス不要論を熱弁している。

 本田は先月末より、自身が代表を務める会社からトップランナーの声を届ける音声サービス「NowVoice」の提供を開始。本来は有料だが、新型コロナウイルス蔓延の影響を考慮し、5月31日までは完全無料となっている。

 その中で本田は「プロの世界に指導者ライセンスはいらない」と題した音声を更新。以前から訴えている持論について、「苦情が来るのは分かっていて言う」と熱弁を振るった。

 現在、日本サッカー協会(JFA)が定める公認指導者ライセンスは、階級ごとに始動できる対象が定められている。Jリーグなどプロクラブの監督になるためには、一番上のS級ライセンスが必要で、現時点での保有者は498人となっている。

 本田は「指導者プロライセンスは絶対いらない」と極論をぶつける。そして「誰にとってもあまりメリットはない」とすると、「キャリアを積んだJリーガーがすぐに監督になれた方がサッカー界にとって確実に有益。古いルールに縛られている。日本がもっと強くなって行こうと考えれば、いくつかある中の大きな一つ」と提言。

 さらに「もしかしたら他業種から相当優秀な人が成績を残すこともありえる。有名な人を連れてくることでクラブの人気にも繋がる。監督に必要な能力って、サッカーを知っているに越したことはないけど、横にいる人間がサッカーを知っていれば、トップはマネジメントさえできれば十分」と持論を展開した。

 しかし「不要だと言っているのはあくまでもプロのライセンス。子供を教えるライセンスは必要」と補足。「自分のために言っているわけではない。自分はJリーグで監督をやるつもりはない」とも話している。

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