beacon

ブンデス再開へ…バイエルンGKノイアー「歯車が回り出すことはポジティブなこと」

このエントリーをはてなブックマークに追加

試合再開にGKマヌエル・ノイアーが意気込む

 今週末から再開するブンデスリーガに向けて、バイエルンのGKマヌエル・ノイアーが意気込みを語っている。14日、クラブの日本版公式サイトが伝えた。

 新型コロナウイルスの影響で中断となっていた欧州サッカー。主要リーグの中でブンデスリーガは一番早く再開することとなった。首位を走るバイエルンは17日に敵地でウニオン・ベルリンと対戦。31歳のバイエルン守護神はインスタグラムでのライブ配信で、シーズン再開について「もちろんプレーできることを喜んでいる。でも願わくば違う状況が良かったね」と気持ちを明かす。

「僕たちはどの意見も理解できるよ、批判している人達のこともね。多くの職場、クラブのスタッフ、そして一部のクラブでは存続がかかっている。僕たちは最初にシーズンを再開するので、全てがどのように進むのか国際的な注目も高い。全てプラン通りに行えることを願っている」

 4月中旬からは練習も再開。「とても良い準備ができているし、時間を有意義に使った」と振り返り、難しい情勢の中でも「監督やコーチはそのためにとても多く考えて、大変な努力をした。トレーニングはいつもとても変化に富んでいたよ」と創意工夫で乗り切ってきたという。

 現在もマスクは着用しているというノイアー。ソーシャルディスタンスも保ちつつ、毎朝には体調チェックも欠かさない。しかし練習場では日常に戻る。「そこにいるのは僕たちだけだ。トレーニング場では通常通りだ。僕たち皆、特にピッチで少し通常を取り戻せたことを喜んだよ」と笑顔も見せていた。

 欧州主要リーグでの初の再開となり、スポーツ界においても注目度は高い。ノイアーはその責任を語る。

「僕たちが最初にリーグを再開することになったので、多くの注目が集まるだろう。スポーツを愛する人たち全員が再びスポーツを楽しんだり、チームとの一体感を感じたいと思っている。今最初の歯車がゆっくり回り出すことは、とてもポジティブなことだ」

●ブンデスリーガ2019-20特集

TOP