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「態度や責任感が問題だった」エメリが対立が報じられたエジルを酷評

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ウナイ・エメリ氏がメスト・エジルを酷評

 元アーセナル指揮官のウナイ・エメリ氏は、メスト・エジルの態度や責任感に対して苦言を呈した。

 2018年夏、22年間の長期政権を築いたアーセン・ベンゲル氏の後任としてアーセナルの新指揮官に就任したエメリ氏。1年目こそヨーロッパリーグ決勝進出などまずまずの結果を残したものの、2年目はシーズン序盤から低迷し、昨年11月末に解任された。

 アーセナルから去るまでの数か月間、スペイン人指揮官はトレーニング中にエジルと衝突し、8月から10月まで元ドイツ代表をメンバー外にするなど、両者の対立が頻繁に報じられた。エメリ氏はイギリス『デイリー・メール』でこの件について振り返り、エジルを非難した。

「私は全力でエジルを助けようとした。キャリアの中で、才能のある選手はいつだって私のお気に入りであり、私とともに彼らは全力で、もしくは限りなくベストに近い状態でプレーした。しかし、彼がとった態度や彼の責任感はいずれも十分ではなかった」

「キャプテンの1人はエジルになる可能性もあったが、ドレッシングルーム内では誰も彼をキャプテンにすることを望まなかった。彼の責任感はキャプテンにふさわしい人間が持つものではなかった。これは私の決定ではなく、選手たちの決定だ」

 さらに、エジルとの関係性が崩壊するきっかけになった出来事についても明かした。アゼルバイジャンのバクーで行われ、チェルシーに1-4で敗れたヨーロッパリーグ決勝の翌日をエメリ氏は振り返った。

「翌朝の8時にロンドンに着き、自宅に戻り、3時間ほど睡眠をとって、コルニーに行った。その日、私は選手全員と個人面談をした。1人当たり30分ほど喋った。しかし、エジルだけが来なかった。理由はわからない。彼は来なかったんだ。100%の責任があるのなら来たはずだ」
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