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G大阪が劇的大逆転で関西Jクラブウイイレ王者に! 京都は終了直前の失点で優勝逃す

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G大阪のDF三浦弦太(左)と京都のDF飯田貴敬がウイイレで対戦

 モバイル版サッカーゲーム「eFootball ウイニングイレブン 2020」を使用したeスポーツ大会「TOYO TIRES presents Jリーグ eSports ONLINE~スポーツがいまできること」の最終節が16日に行われた。第2試合では、ガンバ大阪のDF三浦弦太京都サンガF.C.のDF飯田貴敬が対戦。事実上の優勝決定戦となった大一番で、G大阪が3ー2で勝利した。

 同大会は、関西4クラブのG大阪、神戸、京都、C大阪の所属選手が参加し、総当たり戦で行われる。第2節終了時点で京都は2勝で首位、G大阪は1勝1分で2位となり、最終節の直接対決で優勝が決定する。G大阪は三浦を起用し、京都は飯田をプレーヤーに選んだ。

 優勝が懸かった一戦に、両者は慎重な立ち上がり。G大阪はFWアデミウソンやFW宇佐美貴史を中心にチャンスを量産。しかしいずれもゴール枠外へとはずれてしまう。すると京都が前半35分に先制。右サイドからのパスをつなげ、最後はMF上月壮一郎が鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に叩き込んだ。選手を操った飯田自身もあまりの綺麗な弾道に身を乗り上げる。京都は前半を1-0で折り返した。

 G大阪は後半10分に反撃。三浦は今季加入のDF昌子源でボールを奪い、そのまま中盤に運ぶ。パスを受けた右サイドのMF小野瀬康介がPA手前に折り返すと、宇佐美が相手DFをかわしながら左足シュート。ゴール右隅に突き刺し、1-1の同点に追いついた。さらにG大阪は逆転に成功。三浦は同33分、小野瀬からのパスを受けた宇佐美が華麗なドリブルからつまさきでゴールに流し込み、2-1と試合をひっくり返す。

 しかし得点直後にG大阪は痛恨のミス。後半34分、京都の中盤からの縦パスをゲーム内の三浦がスルー。三浦は「だめだめだめ、そんなことしちゃだめ」とゲーム内の三浦に告げるも、そのまま京都の同点弾に。三浦は頭を抱えた。

 だが、G大阪は諦めない。三浦は2-2で迎えた試合終了直前、小野瀬のドリブル突破でPA右に入り込むと、そのままゴール左隅に決めて勝ち越しに成功。直後に試合は終了し、G大阪が3-2で勝利した。

 直接対決を制した2位・G大阪が2勝1分で順位を逆転させ、優勝達成。三浦は試合後のインタビューで「最高の試合展開で勝ち切るって、いい試合ができましたね」と振り返る。「やらせてやったなという感じですね。まったく焦りはなく、お茶を飲んでいました」と冗談交じりに笑みを浮かべた。最後にはサポーターに向けて、「まだまだ気が抜けない状況だと思いますので、一人ひとりが今できることを続けて、少しでも早くサッカーを観に行ける環境をつくっていければいいと思いますし、これからがより一層大事になってくると思うので、またみんなで喜び合えるように頑張っていきましょう」と呼びかけている。

 一方、目前で優勝を逃した飯田は「悔しいですね。2-2になって、これもうキープして終わろうかなって思ったんですけど、最後攻めちゃって…」と肩を落とす。サポーターに向けて、「スポーツの力を通じて、皆さんに元気を与えられるように、もう少しみんなで頑張って、明るい日本を取り戻しましょう」と伝えた。

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