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2か月の中断明けたブンデスリーガ、走行距離&スプリント数はどう変わった?

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再開を迎えたブンデスリーガ

 ブンデスリーガは16日、新型コロナウイルスの感染拡大による中断期間を終え、他の欧州主要リーグに先駆けて再開を迎えた。オフシーズンより長い約2か月間にわたるロックダウンを経て、選手のコンディション面が懸念されていた中、リーグが公開している走行距離とスプリント数を見る限りでは、中断前との大きな違いは確認できなかった。

 ブンデスリーガは毎試合後、公式サイトで走行距離とスプリント数を公開。再開初日となった第26節1日目に各チームが記録した数字を、それぞれのチームの過去25試合の平均と比較した。

 1日目に登場した12チームのうち、第26節の走行距離が今季平均以下だったのは6チーム。すなわちちょうど半分だ。一方、優勝争いを繰り広げるライプツィヒに対して平均値を4.7kmも上回って引き分けたフライブルクを筆頭に、より長い距離を走っていたチームも6つあった。なお、序盤から得点差がついたドルトムント対シャルケは両チームとも低い数値にとどまった。

 スプリント数を見ても第26節の数字が今季平均以下だったのは7チームで、大幅な傾向は見られなかった。もっともドルトムントが47回減、ホッフェンハイムが27回減となっており、チーム単位では大幅な減少例もあった。実戦離れによる負傷の懸念などを織り込み、チームスタイルに微修正を加えるチームは今後も出てくるかもしれない。

第26節1日目の走行距離/スプリント数(カッコ内は今季平均)

■ドルトムント 4-0 シャルケ
・ドルトムント 109.0km/178回(116.3km/235回)
・シャルケ 107.8km/232回(115.2km/239回)

■ライプツィヒ 1-1 フライブルク
・ライプツィヒ 120.3km/238回(118.1km/234回)
・フライブルク 121.3km/183回(116.6km/197回)

■ホッフェンハイム 0-3 ヘルタ・ベルリン
・ホッフェンハイム 114.2km/166回(116.8km/193回)
・ヘルタ・ベルリン 114.5km/222回(114.0km/212回)

■デュッセルドルフ 0-0 パダーボルン
・デュッセルドルフ 119km/206回(112.6km/205回)
・パダーボルン 115km/217回(118.8km/228回)

■アウクスブルク 1-2 ボルフスブルク
・アウクスブルク 117.4km/244回(115.0km/232回)
・ボルフスブルク 114.0km/248回(117.8km/235回)

■フランクフルト 1-3 ボルシアMG
・フランクフルト 116.4km/194回(109.7km/217回)
・ボルシアMG 117.3km/207回(117.3km/216回)

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