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再開即ダービーを制したドルトムント、選手部長「ぶっつけ本番だった」

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ドルトムントはリーグ再開の試合がダービーマッチに

 ブンデスリーガが16日に再開し、ドルトムントは第26節でシャルケとのルール・ダービーに臨み、4-0で勝利。クラブ公式サイトでは、選手やスタッフらが試合を振り返っている。

 欧州主要国で最初に再開となったブンデスリーガ。その初戦でドルトムントはシャルケとの因縁のダービーマッチとなった。しかし前半29分にFWアーリング・ハーランドが先制点を挙げると、そこからゴールラッシュ。前半終了間際にはDFラファエル・ゲレイロが2点目を決める。

 さらにドルトムントは後半3分、MFトルガン・アザールのゴールで3-0に。同18分にはホーランドが自身2得点目でダメ押し弾とし、試合は4-0で終了。中断期間を挟み、リーグ戦4連勝を達成し、首位バイエルンとの勝ち点差を暫定で1に縮めた。

 試合後、ルシアン・ファブレ監督は「この結果に値する素晴らしいパフォーマンスだった。誰もが心から満足している」と安堵。ミヒャエル・ツォルクスポーツディレクター(SD)も「試合を終えて正直ホッとした。長い中断の後だっただけに、チームの現状は誰にもわからなかった」と伝え、選手たちをねぎらっている。

 一方、セバスティアン・ケール選手部長はチーム事情を明かす。「長い期間、この形式でトレーニングさえできず、ぶっつけ本番で試合に臨んでいた上、負傷で数選手を欠いていたからね」と語り、「チームに大きな拍手を送りたい。選手たちが試合後に南スタンドへ向かったのは、テレビから声援を送ってくれたすべてのサポーターを称えるためだ」と不在のサポーターへの思いを伝えた。

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