ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチは来季、DF冨安健洋と同期になるかもしれない。16日、イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

　今冬ミランに加入したイブラヒモビッチはリーグ戦8試合3得点を記録。結果以上にその存在感でチームを奮い立たせているが、契約は今季終了までとなっており、来季の去就に注目が集まっている。

　セルビアのテレビ番組『Vece sa Ivanom Ivanovicem』では、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督がインタビューに回答。イブラヒモビッチについて「数日前に電話をした」と明かす。「ミランから離れるようだが、問題はその後。私たちボローニャのところに来るか、スウェーデンに戻るかだ」と語った。

　イブラヒモビッチはリーグが中断となると、スウェーデンに帰国し、首都ストックホルムにあるハンマルビーで練習を行っていたという。もともとミランに加入した今冬の時点でボローニャも打診をしており、契約満了時点で再び獲得に本腰を入れる可能性は高い。ボローニャには昨夏から冨安が加入しており、日本代表DFと“神様”の共演が見られるかもしれない。ミハイロビッチ監督はイブラヒモビッチ獲得に自信を垣間見せている。

「イブラは私に対して、ほかの人ととは違う扱いをしてくれる。デンジャラスな人間同士は惹かれ合うからね」

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