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「誰も冨安健洋の価値を評価できない」ボローニャ幹部が“非売品”と改めて強調

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DF冨安健洋はボローニャ残留へ

 ボローニャのディレクターを務めるヴァルテル・サバティーニ氏は、日本代表DF冨安健洋を売却する意思がないことを改めて強調した。

 昨夏にシントトロイデンからボローニャに加入した冨安。セリエA初挑戦ながらも早くから適応を見せ、右サイドバックを主戦場としながらここまで公式戦21試合で2アシストを記録している。この活躍を受け、セリエAの強豪の1つであるローマをはじめ、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブが獲得に興味を持ち、今夏の移籍市場での去就に注目が集まっている。

 しかし、以前からボローニャは以前から冨安の売却を否定していた。そしてサバティーニ氏も、『スカイスポーツ』で非売品であることを改めて強調した。

「彼を売るつもりはない。なぜなら支払われる額が彼のような最高の選手に見合ったものではないからだ。現段階で、トミヤスや彼の将来を完璧に査定できる人間はどこにもいない」

 またサバティーニ氏は、シニシャ・ミハイロビッチ監督が「ズラタン・イブラヒモヴィッチはミランに残らない。我々のもとに加入するか、スウェーデンに帰るかだ」と発言したことにも反応した。

「彼らのフレンドシップや相互の敬意を通じてのみ実現する可能性はある。しかし、ボローニャが熱望しているものではない。彼は間違いなく他選手のレベルを引き上げてくれるから、彼の加入は素晴らしい。しかし、実現するとは言えない」

 続けて、ボローニャのスポーティングディレクターを務めるリッカルド・ビゴン氏も「コーチはイブラヒモビッチと個人的なコネクションがあるが、交渉が始まるかどうか私にはわからない」とボローニャ移籍が実現する可能性が低いことを認めた。

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