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レアル移籍間近だったトッティ「彼らは全てを提示してくれた。1つを除いて…」

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現役時代を振り返ったフランチェスコ・トッティ

 ローマのレジェンドである元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏が選手時代、レアル・マドリー移籍に近づいていたことを明かし、提示された条件などを語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

 トッティ氏は『リベロ』のインタビューでオファーを受けた時のことを振り返り、「80%はレアル・マドリーに移籍する気持ちが固まっていた」と告白。その時のチーム状況などもあり、ローマを去って新たなチャレンジを始める心構えはできていたという。

「当時のローマも最高の時期ではなかったしね。(ローマの元会長である)フランチェスコ・センシは僕のためになんでもしようとしてくれたけど」

「(レアルからの)提示額は高額だった。とにかくなんでも提示してくれたんだ。僕は約2500万ユーロ(約29億2800万円)の契約を結ぶことになっていた。キャプテンマークだけはくれなかったけどね。というのもラウル(・ゴンサレス)がいたから」

「ラウルが最も稼いでいる選手だった。彼はキャプテンであり、レアル・マドリーのシンボルだから、彼の給与が一番高くなければならなかったんだ」

「(レアルに)加入した選手は誰であろうと、ラウルより給与が高くなってはならなかった」

 最終的にローマ残留を選んだトッティ氏は、そのまま下部組織時代も含めてローマに30年間在籍。2016-17シーズン限りで現役を引退するまで公式戦785試合に出場し、307得点を記録した。

 長年にわたってローマで生活していたトッティ氏だが、その絶大な人気もあり、現役時代はローマの街を気軽に歩くことはできなかったようだ。インタビューで「(観光地として)僕はローマをなかなか楽しめなかった」と打ち明け、「3年前にコロッセオを初めて見たんだけど、なんだかシュールだったよ」と話した。

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