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「息子を危険にさらしたくない」ワトフォード主将が練習不参加を表明

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ワトフォードの主将トロイ・ディーニー

 ワトフォードの主将トロイ・ディーニーは、チームトレーニングに参加する考えがないことを強調した。

 新型コロナウイルス感染拡大により3月中旬に中断したプレミアリーグでは、6月12日の再開を目指す中、19日より小グループトレーニングを開始。リーグ戦再開に向けての機運が高まる一方で、選手などからは早期の再開に反対する意見が相次ぐ。

 プレミアリーグ20クラブの主将による会議の中でも、早期の再開に難色を示したディーニーは、以前にも家族への感染リスクが高まると危惧。そして、同選手は『YouTube』の中で「僕たちは今週にトレーニングに戻る予定だけど、以前から言っているように僕は参加するつもりはない」と主張し、自身のスタンスを明らかにした。

「家にウイルスを持って帰りたくはない。息子はまだ生後5か月で、呼吸の病気を患っていた。彼をさらに危険な目に合わせるためにウイルスを持って家に帰ろうなんて思わない」

 また、ディーニーは有色人種が新型コロナウイルスにより命を落とすリスクがあることにも言及。実際に、イングランドとウェールズで黒人の男女は白人に比べ2倍近く新型コロナウイルスの犠牲になったとの調査報告も出ており、ワトフォードFWは心配を口にした。

「黒人やアジア人、混血は、4倍以上も感染しやすく、症状も長引きやすい。他にも、心機能などを検査すべきではないかと先週の会議で提案した。それに、規制により6月中旬まで髪を切りにも行けないのに、ピッチに立ち、19人が密集するボックス内でプレーすることは可能だ。どうしてこれが許されるのか誰も答えを知らない」

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