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チェルシーMFカンテがコロナウイルス感染恐れて練習参加を辞退…ランパード監督も許可

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 チェルシーのMFエンゴロ・カンテは、新型コロナウイルス感染への懸念からトレーニングを欠席した。『Goal』の取材で明らかとなっている。

 新型コロナウイルスの影響により、3月から中断が続くプレミアリーグ。それでもイギリス政府が6月からの再開を許可したことを受け、リーグ側はも先日から少人数でのグループ練習を許可。各クラブの選手たちは検査を受けた後、トレーニングへ戻ってきている。

 チェルシーも19日に練習を再開。カンテは陰性だったため、同日の練習に参加していた。しかし、翌日のトレーニングはクラブの許可を受け、参加を辞退。フランク・ランパード監督は自宅でのトレーニングを継続することを認めており、クラブも選手の決断に理解を示している。

 カンテの決断の裏には、安全面への懸念が拭い去れないことが関係している。同選手には2018年3月、練習中に心臓の問題で倒れ、控えていたマンチェスター・シティ戦を欠場した過去もある。その後の検査で問題はクリアされたが、心臓発作で兄を2018年ワールドカップ前に亡くしていること、11歳の時に父親を亡くしていることから、健康への不安を抱えており、今回の練習参加辞退に至ったようだ。

 再開へ向けて動くプレミアリーグだが、今回のカンテやワトフォードFWトロイ・ディーニーなど、感染のリスクを恐れて練習参加を辞退する選手も多い。また、ニューカッスルDFダニー・ローズは「僕らは実験体だ」と強い反発を示している。

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