2018年からJリーグの名古屋グランパスでプレーしている元ブラジル代表FWジョーは、もうすぐ日本から去ることになるかもしれない。

　ブラジルメディア『Globo Esporte』はジョーについて「33歳のストライカーはUAEに戻る意向があると代理人に伝えたようだ。また、ジョーは中東のクラブと合意的なかった場合はブラジルへの帰還を想定していて、その際の選択肢は古巣のコリンチャンスとなるだろう」と報じている。

「ジョーは2015年にドバイでプレー(アル・シャバーブ・アル・アラビークラブ)し、その後中国リーグへと渡った。中東のフットボール界は新型コロナウイルスによる中断期間からの復活を目指しており、ジョーはUAEに戻ることも選択肢に入れているようだ」

　またジョーはコリンチャンス育ちであり“いつか戻りたい”と古巣への復帰希望を公言していた。記事では「彼はコリンチャンスに戻ることも常々頭の中にあったようだ」と記し、名古屋と契約解除する可能性もあるとの見方を示している。

　これまでジョーは2020年のシーズン限りで日本を去ることをほのめかし、ブラジル帰還に含みを持たせていた。だが周知のとおりJリーグは新型コロナウイルスによる中断期間が長引いており、再開に向けてまだ時間を要する状況にある。

　果たしてジョーはJリーグ再開を前に日本から去ることになるのだろうか。その去就は近日中にも明らかになりそうだ。

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