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「誰一人としてベルバトフのテーブルに座る人はいなかった」元同僚が寡黙な天才について明かす

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 元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ氏は、現役時代に寡黙なキャラクターだったようだ。チームメートだった元イングランド代表FWダレン・ベント氏が明かした。

 現役時代に圧倒的な技術と優雅なプレースタイルで多くのファンを魅了したベルバトフ氏は、レバークーゼンやトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍。とりわけユナイテッドでは、公式戦149試合で56得点を記録した。

 トッテナム時代とフルアム時代にベルバトフ氏と共にプレーしたベント氏は、元ブルガリア代表FWがチームメートとほとんど交流していなかったことを『talkSPORT』で明かした。

「彼は人のいないテーブルに座っていた。誰一人として彼のテーブルに座る人はいなかったよ。彼が内気だからそうなっていたのかはわからない。私が他のチームメートと同じテーブルで、残り5席くらいあっても、彼がそこに座ることはなかったね」

「フルアム時代でも同じだったから、他のチームメートが不思議がっていた。私はトッテナム時代に彼と一緒だったから、『ベルバはあんな感じだよ』と教えたんだ」

「でも、何人かのマンチェスター・ユナイテッドの選手に聞くと、ユナイテッドでは違ったみたいなんだ。『いや、違うよ』と言われたね。どうやら、マンチェスター・ユナイテッドではチームメートとコミュニケーションを取ることを強いられていたようだ。彼もそれに合わせたようだね」

「我々のチーム(トッテナムやフルアム)では、明らかに彼はベストプレーヤーだった。だから、『いや、俺はいいよ』みたいな雰囲気だったね。彼はロッカールームや食堂ではいつもそんな感じで、本当に誰とも話さなかった。でもピッチ上ではフェアな選手で、チームのために尽くす選手だった」

 ベルバトフは2008年にトッテナムからユナイテッドに移籍し、その後の2012年からフルアムでプレーしていた。
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