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いつもチームジャージのクロップ「快適なものを選びたい」…一方で敵将ペップの着こなしに関心

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ユルゲン・クロップ

 リバプールのドイツ人指揮官ユルゲン・クロップが、なぜ自身が常にチーム公式のウェア、トラックジャケットを着用するのか、その理由を口にしている。

 クロップは公の場に出る時、ほとんどチーム公式のアウターにキャップという姿で登場する。ドルトムント時代の12-13シーズン、チャンピオンズリーグ決勝はスーツ姿で指揮を執ったが、こういった例は稀だ。多くの試合においてトラックスーツをチョイスしている。

 自身の服装についてクロップは、イギリス『Guardian』の取材を通し「いつも試合に集中している。自分の見た目やドレスコードについて深く考えたことはないよ」と述べている。

「私はかつて現役のプレーヤーだった。だがある日、監督というポストに変わってね。ガチッとしたスーツは自分に似合わないと自覚していたんだ。ただ、重要なことは常に試合に向けて集中することであり、自分がどのような見た目であるかはそこまで深く考えていなかった」

「ドルトムントと契約した後は“もしかしたら服装を変えないといけないかも”と思いつつ、Tシャツとジーンズで仕事していたときもあった。だけどそれは心地よいものではなかったね。指導者としてどのような服装であるべきか、意見はあると思う。だけど私にとっては着心地の良いものを選ぶことが重要であって、見栄えを良くしたいという発想はないんだよ」

 その一方で、クロップはライバルチームのマンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラの着こなしに一目置いているようで、次のように明かしている。

「ペップの着こなしは最高だと思うね。彼は自分に似合うものを選んでいると思う。キッチリしたスーツではなく、カジュアルジャケットとかチョイスが見事だよね」

「服装の選択も指導者にとってキャラクターの一部だと思う。だけどそれはコーチとして重要なことではないとも思っているんだ。結局のところ大切なことは試合で結果を残すこと。心配することはないよ。スーツだろうがカジュアルな服装であろうが、チャンピオンを目指す上で弊害になるようなことはない。好きなものを着るべきで、私はただ快適なものを選びたい。それだけのことさ」

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