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当時“大炎上”した言い訳の理由は? 中国DFが頭部への飛び蹴りを謝罪→中国メディア「橋岡が受け入れた」

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中国代表DFジャン・ジーポン(右)がDF橋岡大樹に謝罪

 約半年の時を経て、浦和レッズ日本代表DF橋岡大樹と中国代表DFジャン・ジーポンが和解した。中国『自由時報』が伝えている。

 ジャン・ジーポンは昨年12月に行われたE-1選手権の日本戦で物議を醸すラフプレーを犯した。同試合の前半31分、ロングボールをめぐって橋岡と競り合った際に、ジャンプしながら左の足裏で橋岡の後頭部付近をキック。一発退場でもおかしくなかったが、イエローカードにとどまった。一時ピッチに倒れ込んだ橋岡は、無事に起き上がってプレーを続行。試合は日本が2-1で制した。

 試合中からSNSなどでジャン・ジーポンに批判が集まっていた中、終了後の発言も火に油を注いだ。同選手はインタビューで「むしろ彼の頭が私の足に当たったんだ」とし、悪気はなかったと主張。ますます多くの怒りを買う結果となってしまった。

 それから約半年が経ち、中国のテレビ番組に出演したジャン・ジーポンは再び同シーンについて言及。「試合後のインタビューでの発言は悪いものだった。当時は映像を見ていなかったし、放送されたアングルから見るまでは、こんなにも危険で汚いプレーだとは思わなかった。インタビューに応じた時は少し感情的だった」と振り返り、橋岡に向けて正式に謝罪した。

「橋岡選手、こんにちは。中国代表のジャン・ジーポンです。あのプレーは本当に危険でした。あるまじき行為だったと思います。あなたが怪我をしなくて本当に良かったです。そうでなければ、非常に罪悪感を抱いて自分を責めていました。申し訳ありません。今後、またお会いする機会がありましたら、どうかご容赦ください」

 この謝罪映像に日本語の字幕が付けられて本人に届けられると、橋岡は20日に自身のツイッター(@hashiokadaiki)で「先日、ジャン・ジーポン選手が僕に対して謝罪をしてくれた件に関してです」として返事をつづった。

「ジャン・ジーポン選手へ。僕に対しての謝罪の動画を見ました。あの時の映像を見ると、確かに危ないなと思うプレーであり今後はあってはいけないと思います。でも、国を代表して戦う、という必死さがあのプレーを起こしたのだと思いますので、気にする必要はありません。謝罪までしてくれるその気持があるという事は、故意ではないという事もわかります。また国の代表として、ピッチの上で再会できるように僕も頑張ります。その時を楽しみにしています」

 中国『自由時報』など現地の複数メディアも「橋岡がジャン・ジーポンの謝罪を受け入れた」として浦和DFのメッセージを紹介している。

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