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ルカクが怒り「あいつだけは絶対に許さない」

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FWロメル・ルカクが元恩師に怒り

 インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクチェルシー時代の指揮官だったアンドレ・ビラス・ボアス監督(現マルセイユ)に対する思いを暴露した。スペイン『アス』が報じている。

 母国アンデルレヒトで最年少の16歳で得点王に輝くなど、若くして頭角を現し、2011年夏に念願だったチェルシー移籍を果たしたルカク。だが、18歳のストライカーに待っていたのは大きな挫折だった。

 ビラス・ボアス監督の信頼を勝ち取れず、トップチームでの公式戦出場は12試合。ポルトガル人指揮官が2012年3月に成績不振で解任され、ロベルト・ディ・マッテオ氏が暫定監督に就任した後も状況は好転しなかった。チェルシーが優勝を果たしたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では、1分もプレーすることなく終わっている。

 チェルシーの欧州制覇後、ピッチでチームメイトたちと喜んでいたルカクは、ベルギー『HLN』のインタビューで当時の心境を明かした。

「チャンピオンズリーグ(のトロフィー)には指一本触れなかった。僕自身がこのトロフィーを獲得したわけではないからね。これは11歳の時からの僕のスタイルだ。何も貢献していなければ自分のトロフィーではない」

「ディ・マッテオは出場停止の選手やチャンピオンズリーグのリスト外の若手も含めて、みんなが遠征をするべきだと考えていた。憧れの勝利だったので、その時はチームと一緒にお祝いしたいと思っていたんだ」

「クラブには良い思い出があるけど、僕から多くのものを奪った男(ビラス・ボアス前監督)がいる。あいつのことは絶対に許せない」

 ベルギー代表FWは加入当初から自身を“冷遇”した指揮官に対し、今でも大きな不満を抱いているようだ。

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