元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏が、ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて語った。

　今冬の移籍市場でザルツブルクからドルトムント入りした19歳のホーランドは、加入後の公式戦12試合で13ゴール3アシストをマーク。“世界最高のティーンエイジャー”の評判に違わぬパフォーマンスを披露している。

　そのホーランドについては、レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンなど早くも他クラブへの移籍のうわさが出るほどに。そんな中、現役時代にバイエルンで活躍したハーグリーブス氏が、ホーランドについて『FourFourTwo』で言及。その力を高く評価しながらも、絶対的エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが君臨するバイエルンでは定期的にプレーできないと強調した。

「ホーランドは本当に特別な選手だ。彼は簡単ではないゴールも簡単に決めているように見せている。非常に素晴らしい選手だ」

「だが、バイエルンではいまだにレワンドフスキが素晴らしい活躍を見せている。彼はシーズンに40ゴールを決めてきた選手だ。だから仮にバイエルンがホーランドを獲得しても、今現在ポジションを得ることはできないだろう。バイエルンはワントップを採用しているからね」

　17日のウニオン・ベルリン戦でもゴールを決めた現在31歳のレワンドフスキは、今季40ゴールを記録。5シーズン連続で公式戦40ゴール以上をマークしており、これは21世紀に入ってからはリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドと計3選手しか記録できていない大記録となっている。

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