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メキシコ・リーガMXが今季打ち切り…サントス・ラグナの新型コロナ集団感染が決定打に

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 メキシコリーグのリーガMXが、19-20シーズンの後半戦にあたるリーガMXクラウスーラについて、新型コロナウイルス感染防止の観点から、打ち切る運びとなった。

 リーガMXは現地時間22日「金曜日にリーグの臨時総会が開催され、リーガMXにかかわるすべての人達の健康のため、重要な決定を下した。2020リーガMXクラウスーラを打ち切ることで合意に至った」との声明を発表している。

 なお、クラウスーラは中断となった3月15日時点で10試合を消化しており、1位クルス・アスル、2位クラブ・レオンとなっていた。今季については優勝という扱いはないものの、この2チームが来季のCONCACAFチャンピオンズリーグに出場する予定になっている模様。20-21シーズンの前半戦に該当する2020年のアペルトゥーラについては今後、地元保険当局の許可が出るまでは無観客での開催を想定し、準備を進めることになる。
今季のメキシコリーグは1部2部ともに3月中旬より中断期間に入り、2部のアセンソMXは打ち切りになることが4月中に発表されていた。

 また、リーグ自体も今後5年間にわたって1部2部の入れ替えをしないことで合意に至っており、この間2部リーグの12チームについては、1部を運営するリーガMXの収益から、各チームに毎年100万ドル(1億1000万円)支払われることが決まっている。

 再開を目指していた1部リーグのリーガMX。だが、サントス・ラグナのチーム内から20日に8名の感染者が確認され、翌21日にはさらに4名が陽性と診断されていたことがリーグ再開断念の決定打となったようだ。

 メキシコではここまで5万9500人を超える新型コロナウイルス感染者が出ており、うち6500件を超える死亡例が確認されていた。
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