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ラングレやビダルらは残留希望も…財政難のバルサは今夏に積極放出か

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DFクレマン・ラングレとMFアルトゥーロ・ビダル

 財政難のバルセロナは、選手たちを積極的に放出する構えのようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 新型コロナウイルスの影響により3月中旬からシーズンが中断する中、各クラブが収入源を断たれ、財政難に直面。世界的ビッグクラブの1つであるバルセロナへもこの影響は及んでおり、3月末には選手と70%の減給で合意したが、依然として今夏の補強に向けて財政的に苦しい状況であると考えられている。

 それでも、メインターゲットであるインテルのFWラウタロ・マルティネスやユベントスのMFミラレム・ピャニッチの獲得を目指すバルセロナは、資金確保のために積極的な選手の売却や選手譲渡による値下げに取り組むと予想される。

 同メディアによれば、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、DFジェラール・ピケ、MFフレンキー・デ・ヨング、FWアントワーヌ・グリーズマン、FWリオネル・メッシ、そしてFWアンス・ファティのみが今夏の残留を保証されているという。その他の選手は売却候補とされ、今シーズンここまで公式戦29試合でプレーするDFクレマン・ラングレもそのうちの1人だ。

 フランス代表DFは以前に『RMC』で「将来のことは誰にもわからない。今は特別な時期であり、誰1人免れることはできない。でも、僕は残りたいんだ」と新型コロナウイルスの影響を受けるクラブの現状を理解するも、カンプ・ノウでプレーを続ける意思を明らかにしていた。しかし、放出される可能性も存在しているようだ。

 その他にも、今夏の退団が予想されるMFアルトゥーロ・ビダルは先日に『Instagram』で「バルセロナでとてもハッピーだ。もちろん残りたい。今まで以上にそのように感じている。良いグループだし、最高の友人もいる」と残留を希望している。

 『マルカ』によると、ビダルの他に、MFイヴァン・ラキティッチ、GKネトらのベテラン選手が他のクラブに行く可能性があり、DFジャン・クレール・トディボやFWウスマン・デンベレ、MFムサ・ワゲ、DFジュニオール・フィルポといった若手も売却対象であるようだ。

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