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地元の中学生たちの力に。富山県の私学高校監督有志が支援、寄付の呼びかけ

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 地元のクラブユースチーム支援のため、富山県の私学高校の指導者たちが立ち上がった。富山県クラブユースサッカー連盟には現在、18チームが加盟。だが、新型コロナウイルスの影響により、グラウンドの維持費やコーチの人件費、連盟への登録費などの工面に苦慮し、存続の危機に陥っているチームも増えてきているという。

 これに対し、富山国際大付高の横山正浩監督、龍谷富山高の濱辺哲監督、不二越工高の上島賢秀監督、片山学園高の此川正行監督、高岡一高の松浦朗夫監督、高岡龍谷高の井上陸監督、高岡向陵高の青柳純人監督、そして昨年のインターハイ準優勝校・富山一高の大塚一朗監督が発起人となり、クラブユース18チームの活動を支援することを発表。支援金を募っている。

 支援の寄付金は一口1000円からとなっている。詳しくは街クラブ応援有志の会(https://ouen2020.thebase.in/)へ。この受付期間は6月末までの予定だ。寄付された費用はサイト運営費などの経費を除き、全額を富山県クラブユースサッカー連盟に寄付し、クラブユース18チームの活動費用(子供たちの練習体制やグラウンドの維持)に充てるという。

 発起人の各指導者は連名で「サッカーを愛し、楽しみ、日々の向上に励む中学生や未来の子供たちのためにも何卒ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます」とメッセージ。サッカー界では全国各地で支援活動が行われている。富山でも将来子供たちを預かる立場の指導者たちが、中学生とその指導者のために行動。全力で彼らをサポートする。

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