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菅原所属AZがUEFAに抗議文…争点は“同勝ち点”アヤックスのCL出場権

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ホームのアヤックス戦でも勝利したAZ

 DF菅原由勢が所属するオランダ・エールディビジのAZが欧州サッカー連盟(UEFA)に対し、アヤックスが来季のUEFAチャンピオンズリーグ本戦出場権を得ることについて抗議の書面を送ったようだ。イギリス『スカイ』が報じている。

 エールディビジは4月25日、2019-20シーズンの即時終了を決定。9試合を残していたこともあり、優勝チームや昇降格チームの決定を行わなかった。一方、来季の欧州カップ戦の出場権は現状の順位に基づいて決定。勝ち点66で首位に立っていたアヤックスが欧州CL本戦に進み、同じく勝ち点66ながら得失点差で2位のAZは欧州CL予選に回ることになった。

 こうしたオランダサッカー協会(KNVB)の決定に対し、AZ側がUEFAへ抗議のメッセージを送った。主張は「リーグ戦ではホームとアウェーのいずれもアヤックスを破っており、本来であればAZが最上位のチームであったはずであり、得失点差は客観的な要因ではない」というものだ。

 もっともエールディビジでは同勝ち点の場合、得失点差が優先されるレギュレーションとなっている。KNVBの広報担当者は「来季の欧州カップ戦では透明性、客観性、スポーツマンシップという3つの基準で出場権を決定した。ランキングを維持していて、アヤックスがナンバーワンだ」と主張している。

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