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「ヨシダがチームに溶け込めば守備に変化が…」サンプドリアの今後を伊特集が分析

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サンプドリアDF吉田麻也

 サンプドリアの指揮官クラウディオ・ラニエリがリーグ再開後の3バック移行を検討していると、イタリアのサッカー情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』が26日にサンプドリア特集の中で伝えている。

 昨年10月から元レスター指揮官のラニエリが率いるサンプドリア。前任のエウゼビオ・ディ・フランチェスコの下で成績不振が続いた影響から残留争いを余儀なくされるなか、これまでは4-4-2のシステムを基本として「美しいプレーではなく、ポイント」を求めてきた。

 ラニエリはこのほか、昨シーズンまで3年間チームを指揮したマルコ・ジャンパオロの4-3-1-2のシステムも採用しているが、冬の移籍市場で日本代表DF吉田麻也と元ナポリDFロレンツォ・トネッリの2人のセンターバック獲得に成功したサンプドリアは、リーグ再開後に3バックへの移行も検討しているようだ。記事では、新型コロナウイルスの感染拡大により延期された2月23日のインテル対サンプドリアの試合前にも、ラニエリがすでに「3バックでプレーすることも可能だ」と発言したことも併せて紹介している。

 また、移行にはリーグ中断直前のベローナ戦(2-1でサンプドリアが勝利)でデビューを飾ったばかりの吉田の適応が待たれることを指摘。「ヨシダが徐々にトップチームに溶け込んでいけば、守備陣の変化が見られるかもしれない」と伝えた。チームは降格圏のレッチェとわずか1ポイント差であることから、「デリケートな時期であることも踏まえ、ボールを支配していない時間により広い範囲をカバーすることができる」と綴り、守備重視の布陣が有益であることを強調した。

 なお、フォーメーションについては「日本人DFが最終ラインの中央を担い、その両脇でトネッリと(オマル)コレイがプレーする」と予想している。果たして6月中旬以降にセリエAが再開するのかどうかも含め、今後の動向は注目されるところだ。

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