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00~09年のインハイ和歌山県代表成績_06年に初芝橋本が県勢最高成績の準優勝

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大型DF岡根直哉(左)を擁した06年の初芝橋本高は和歌山県勢最高成績となる準優勝。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[2000~2009年のインターハイ和歌山県代表校成績]

 2000~2009年のインターハイ和歌山県代表では、06年の初芝橋本高が歴代の和歌山県勢最高成績となる準優勝を記録している。元清水の大型CB岡根直哉(現沖縄SV)やGK太田弦貴(元鳥栖)を擁した初芝橋本は、秋田商高(秋田)と丸岡高(福井)をいずれも無得点に封じて3回戦へ進出。そして、GK太田の活躍などで市立船橋高(千葉2)を0-0からのPK戦で破ってベスト8へ進出する。準々決勝(対盛岡商高)はMF岡田翔太郎(→桃山学院大)のチャンスメークなどから5-0で快勝。和歌山県勢36年ぶりとなる準決勝進出を果たした初芝橋本は、MF東佑樹(→桃山学院大)の2ゴールによって帝京高(東京2)にも2-1で逆転勝ち。決勝で広島観音高(広島)に0-2で敗れたものの、初の準優勝を記録している。

 DF前田和哉(元C大阪)やGK室拓哉(元鳥栖)が登録メンバー入りしていた00年大会は、初戦で東邦高(愛知1)に3-4で敗戦。作陽高(岡山)と戦った05年と山梨学院高(山梨)と激突した09年はいずれも初戦でPK戦の末に敗れている。

 近大和歌山高はこの間、最多となる6度のインターハイ出場を果たしている。01年と04年に1勝。01年大会はMF吉田恵介のチャンスメークなどから1点をもぎ取り、東岡山工高(岡山)を1-0で撃破。2回戦ではDF桂木悠斗が追撃ヘッドを決めたものの、境高(鳥取)に1-2で敗れた。

 堀越高(東京2)と初戦を戦った04年大会は先制されたものの、MF吉田純人の同点ゴールとDF桂木啓斗の2ゴールによって3-1で逆転勝ち。優勝校・国見高(長崎)にも食らいつき、10番MF山田裕也が追撃ゴールを決めたが1-2で敗れている。近大和歌山は02年と03年、07年、09年にも出場。だが、MF浦島彰洋(→関西学院大)、MF土屋翔平(→関西大)の両ウイングらを擁した07年大会で玉野光南高(岡山)に競り負けるなど、その4大会は初戦敗退に終わっている。

以下、00~09年のインターハイ和歌山県代表校成績 ※()内は出場回数

[2009年]
代表校:近大和歌山高(8)
1回戦 0-1 高知高(高知)

[2008年]
代表校:初芝橋本高(11)
1回戦 0-0(PK3-4)山梨学院高(山梨)

[2007年]
代表校:近大和歌山高(7)
2回戦 1-2 玉野光南高(岡山)

[2006年]
代表校:初芝橋本高(10)
1回戦 2-0 秋田商高(秋田)
2回戦 1-0 丸岡高(福井)
3回戦 0-0(PK5-4)市立船橋高(千葉2)
準々決勝 5-0 盛岡商高(岩手)
準決勝 2-1 帝京高(東京2)
決勝 0-2 広島観音高(広島)

[2005年]
代表校:初芝橋本高(9)
1回戦 0-0(PK2-3)作陽高(岡山)

[2004年]
代表校:近大和歌山高(6)
1回戦 3-1 堀越高(東京2)
2回戦 1-2 国見高(長崎)

[2003年]
代表校:近大和歌山高(5)
1回戦 1-3 大津高(熊本)

[2002年]
代表校:近大和歌山高(4)
1回戦 0-5 鵬翔高(宮崎)

[2001年]
代表校:近大和歌山高(3)
1回戦 1-0 東岡山工高(岡山)
2回戦 1-2 境高(鳥取)

[2000年]
代表校:初芝橋本高(8)
1回戦 3-4 東邦高(愛知1)

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


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