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「相手GKは常に…」“事前情報”生かしたキミッヒが芸術V弾! 首位バイエルン、2位ドルトムントとの天王山制し8連覇へ前進

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バイエルンが大一番を制した

[5.26 ブンデスリーガ第28節 ドルトムント0-1バイエルン]

 ブンデスリーガ第28節が26日に開催された。首位バイエルンは敵地で2位ドルトムントと対戦し、1-0で勝利。残り6試合で勝ち点差を4から7に広げ、8連覇に向けて大きく前進した。

 互いに6連勝で迎えた頂上決戦。バイエルンは前半43分に均衡を破った。中央でMFヨシュア・キミッヒ、FWトーマス・ミュラー、FWキングスレイ・コマンが細かくワンタッチパスをつなぎ、PA手前右でリターンパスを受けたキミッヒが右足でループシュート。GKロマン・ビュルキに右手で触られながらもネットを揺らし、先制に成功した。

 1点を追いかけるドルトムントはハーフタイム明けからMFエムレ・ジャンとMFジェイドン・サンチョを投入する。立ち上がりにFWアーリング・ハーランドが好機を迎えるが、左足のシュートはDFジェローム・ボアテングにブロックされて枠外へ。すると同27分、そのホーランドが負傷交代するアクシデントに見舞われる。その後もGKマヌエル・ノイアーを中心としたバイエルンの守備を崩し切れず、0-1でタイムアップ。今季ブンデスリーガで唯一ホーム無敗のチームだったが、リーグ戦7試合ぶりの黒星で連勝は6でストップした。

 一方のバイエルンは7連勝を達成。負ければポイント差が1に縮まっていたが、逆に差を7に広げ、8連覇にまた一歩近づいた。決勝点を挙げたキミッヒは4試合ぶりとなる今季3ゴール目。勝利を導いた芸術弾についてドイツ『スカイ・スポーツ』で「自然発生的なものだった。(GKの位置を)必ずしも見たわけではないが、ビュルキは常に比較的高い位置に立っていると事前に聞いていた」と振り返り、「個人的には非常に満足している」と試合結果を喜んだ。

●ブンデスリーガ2019-20特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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