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「バイエルン以外のチームは…」フンメルスが白旗宣言

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空中で競り合うドルトムントDFマッツ・フンメルス

 ドルトムントDFマッツ・フンメルスはブンデスリーガ制覇が大きく遠のいたことを認めた。クラブ公式ウェブサイトが伝えている。

 26日に行われたブンデスリーガ第28節で2位ドルトムントは首位バイエルンをホームに迎えた。バイエルンの勝ち点が「61」、ドルトムントの勝ち点が「57」と勝ち点「4」差で迎えた大一番。勝利すれば勝ち点「1」差に詰め寄ることで、ドルトムントにとっては絶対に勝利を手にしたい試合だった。

 しかし、勝ち点3を手にしたのはバイエルン。スコアレスで迎えた前半43分、MFヨシュア・キミッヒに鮮やかなループシュートを沈められたドルトムントの反撃は実らず、0-1の完封負けを喫した。結果、両チームの勝ち点差は「7」まで開くことになった。

「お粗末なパフォーマンスというわけではない。ただ、十分ではなかっただけだ」と振り返ったフンメルスは、残り6試合でバイエルンを上回るのは難しいと考えている。

「これでバイエルン以外のチームはタイトル争いから脱落した。あとはバイエルンが自力優勝を決めるかどうかだ。僕らにできることは残り試合にすべて勝ち、バイエルンが6試合のうち3試合を落としてくれることを願うのみだ」

 ドルトムントは31日に行われる第29節でパーダーボルンと対戦。その後、ヘルタ・ベルリン、デュッセルドルフ、マインツ、ライプツィヒ、ホッフェンハイムと対戦する。

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